みなさんこんにちわ(^^)
梅雨もそろそろ明けますね。
やっぱりジメジメしているのはあんまり気分が良いものではないですよね。でもカエルや穀物にとっては雨やこの湿度というのが心地の良いものだったりするんですよね。
自分があまり気持ちいいものでなくても、何かの幸運を喜ぶのもいいのかもしれませんね(^^)
さて本日のブログは、〝ティファニーで朝食を〟の2回目を見ながら執筆をしている所です。先週末TSUTAYAで借りてきたんですが、50年以上前の映画だってのに現代に引けを取らないオードリーヘップバーンの魅力に感激しました。ジャンルで言えばラブコメディとの事ですが、洋画が好きな人は楽しめると思います(^^)
是非こちらも見てみてください(^^♪
さて本日は!!
人生で3冊目になる小説の紹介です(^^)
第9弾!あなたに紹介する本は?
線は、僕を描く
著者:砥上裕將
出版社:講談社
【線は、僕を描く】の個人的評価
自分の内面を見つめ直したい時に読んで欲しい度 :★★★★★
水墨画に興味がわいてくる度 :★★★★☆
満足度 :★★★★★
なぜ私がこの本を手に取ったか?
・本屋を見ていて、小説をたまには読んでみようと思ったときに目についた
・表紙がおしゃれだった。
・カバーに書いてあった受賞履歴を見て、素晴らしい作品であることを感じた。
・命について書かれている事に興味を惹かれた
この本を読んで何を感じたか?
・まずこの作品の内容を簡単に説明しますと、家族を亡くした青年がひょんなことから水墨画の世界に巻き込まれ、水墨画を通して成長していく。というストーリーです。
そして私がこの作品を通して多く感じたことは、心の中の葛藤や物事に対する理解や感覚を事細かく描写している様子がとても印象的でした。主人公は、不幸な事から心を閉ざしてしまっている過去があり、言葉には出さず自分の中で考え込む。いわゆるコミュニケーションが苦手な青年の心象、つまりこころの動きを微細なところまで表現していてまるで自分が実際にそこにいて同じように感じている感覚になりました。
・私が本作を読んで良かった事は、水墨画を通して葛藤し成長していく青年の、〝自分との向き合い方〟について共感してしまいました。将来や今について考えていた私は自分とは何なんだろうと悩んでいたので自分のように悩む青年に自分を重ねてしまったのかもしれませんね(^^)
・そしてなんといってもこの作品の特徴である、〝水墨画〟に関する描写は、体の力の入れ具合、心の描写、絵に対する解釈とこちらも細かく描写があるので目を閉じればそこで水墨画が書かれているような感覚になるほど表現が豊かです。線を一本引くだけでも、その線が太いのか細いのか早く描かれているのか丁寧に書かれているのかそこまで想像できる程です。描かれているのは、月日の流れを考えれば2年がたっていますが、実際に描かれる日にちとしては1週間くらいでしょうか?
何を感じ筆を進めるのか、様々な登場人物と主人公との差がどんどん埋まっていく様子は見ていて気持ちよかったですね。
こんな人におすすめ
・自分自身について考えてみたい人
・砥上さんが好きな人(私は他の作品も読んでみたいと思いました。)
・小説が苦手な人は、漫画も出ているようなのでそちらも読んでみては(^^)?
感想・まとめ
ストーリーについて細かく説明する事は、本を読むもしくは他の方のブログにて読むことができると思ったので自分が受けた印象や感想を主にメインで書かせてもらいました。是非一度水墨画の絵を実際鑑賞してみたいものですね。
生きる事はやり直しのきかない、人生という一本の線を書いている途中に立っているかのようだ。そしてそれは今もこれからも続いていく。
最後の締めくくりはこの本の中身をぎゅっとした内容で素敵でした。
是非皆さんの興味を少しだけひけたらと思います。
今回もブログを見て頂いてありがとうございました(^^)
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それでは、今日も誰かの日常に1つでも多く笑顔があふれますように(^_-)-☆
バイバイ(@^^)/~~~